2019年06月17日。豊後大野市朝地町のあじさいスポット「普光寺(ふこうじ)」にお伺いしたのちに、同市内のもうひとつのあじさいスポット、大辻山の「大辻あじさい公園」にも立ち寄ってみました。こちらも県下有数の紫陽花(あじさい)の株数を誇ります。
「大辻山公園」は三重町観光十二名所のひとつで、標高250メートルほどの山岳上に設けられた眺望に富む公園です。県内でも珍しい中世豪族の墳墓も数多くあり、近年では数千本の紫陽花(あじさい)が植え込まれ、人々の目を楽しませています。
大辻山「大辻あじさい公園」
住所 : 大分県豊後大野市三重町大辻山 (Yahoo!地図)
入園料 : 無料(2019.06.18現在)
駐車場 : 無料。
トイレ : あり。
喫煙場所: 灰皿設置場所見当たらず。
公園入口の看板から細い道路をずっと登っていくのですが、速度要注意です。
道沿いにはきれいなあじさいロードが山頂まで続いています。
山頂に向かっていると、途中で見晴らしのいい駐車スポットありました。
あちこちにきれいな紫陽花(あじさい)を楽しめます。
途中いくつか分かれ道ありますが、看板通りに進めば山頂までたどり着きます。
市指定史跡「大辻山」 (境内案内板より)
大辻山山頂に小山のような盛土の塚が見られる。大小15基のこの塚は平均高さ2メートル、直径7メートルほどの大きさで尾根上に並んでいる。
塚上には22基の石塔があり、銘文により文禄5年(1596)から慶長8年(1603)までの間で造立されている。造立者は三重郷下村森迫名(三重町井迫森迫区)回春庵の住職文叔正周(ぶんしゅくせいしゅう)である。信徒の現世安穏後生善処(げんせあんのんごしょうぜんしょ)を祈願したものや、天長地久つまり国内の平和を祈願したもの、勝ち戦をもたらす勝軍地蔵をこの地に迎え入れるためなど、さまざまな主旨で立てられたと思われる。
このころの森迫は戦国大名大友氏の奉行であった森迫氏の領地であったことから森迫氏関係の墳墓と推定されている。
しかし、他にも諸説があり不明な点が多いが、この時代の信仰を表す貴重な史跡である。
山頂からの眺め。
山頂の史跡のまわりにもたくさんの紫陽花。
こちらもあじさいの見事なスポットでした。
山頂付近にはイベント会場らしきものと駐車スペース・トイレあります。
道中かなり道幅狭いです。狭い道幅でのすれ違いの運転が苦手な方には不向きかもしれません。
そのせいなのか、見事なあじさいロードにもかかわらず、筆者お伺いした時にはあまり観光の人はいませんでした。ちょっと寂しげな雰囲気。
関連ページ 大分のあじさい名所
玖珠郡九重町「宝八幡宮」(白いいのしし)
豊後大野市朝地町の「普光寺(ふこうじ)」(日本屈指の磨崖仏)
<PR>
管理人
ホームページ作成初心者
試行錯誤で開設ちゅう
ホームページ作成備忘録も収録