一眼レフデジタルカメラやミラーレスカメラを持つといろいろ撮影してみたくなりますよね。そんな中でも「接写」で花や昆虫など大きく撮る「マクロ撮影」って面白いですよね。標準のキットレンズでいくら寄っても限界あるもの。しかしながら「マクロレンズ」ってなかなか購入って踏み切れないです。そこで手軽にマクロ撮影ができるツール、「エクステンションチューブ Canon EF25U」。こちらをいろいろ試してみました。
カメラ本体とレンズの間に装着するだけ。
高倍率接写が楽しめる接写用中間リング。上の写真にあるようにただの「筒」です。
望遠レンズの焦点距離をさらに伸ばす「エクステンダー」ってありますが、「エクステンダー」は中にレンズが組み合わさっているので、「エクステンションチューブ」のように空洞ではありません。
「エクステンダー」はレンズが組み合わさっているので、有効F値が低下したり、画質に影響が出たりですが、「エクステンションチューブ」はそこらへん左右されません。
また純正品は電子制御接点も備えているので装着時でもAE(自動露出)機能を駆使した撮影が行えます。
左側が「エクステンションチューブ」未装着の最短撮影距離。
右側が「エクステンションチューブ」装着時の最短撮影距離。
「EF16-35mm f/4L IS USM」は充分寄れるレンズ。最短撮影距はカタログ上、0.28m。
最大撮影倍率は0.23倍です。
これに「エクステンションチューブ EF25U」を装着するとご覧のとおり。
カタログ上では取付時倍率は「1.12倍」です。
カタログには載っていないのですが、最短撮影距は上の写真のようにほぼレンズに付いてしまってるような感じになっちゃいます。
しかしながら圧倒的な「マクロ」になります。通常のマクロレンズより大きく写せちゃいますね。
無限遠側にすると「0.8倍」です。
それでも充分マクロ撮影楽しめますね。
もっとお手軽なものとしては、レンズフィルター部に装着する、「クローズアップレンズ」。
これはクルクル脱着するだけなのでお手軽ですよね。
左の標準状態に比べて真ん中のものがそうです。
右の「等倍」は圧倒的ですが。
「マクロ撮影」では「ボケ」も重要かと。
F値の変化でこんなに被写体の深度が変わってきます。
ぼかし方によっては撮影時、三脚も必須ですね。
取扱説明書では、「オートフォーカス」ではなく「マニュアル」でのピント合わせを推奨しています。
持っているレンズとのマッチングはCanonのサイトやカタログで調べておきたいが、おおむね等倍に近い撮影ができるレンズとしては
EF24 28 35
EF16-35
EF-S24
EF-S10-22 17-55 18-55
などですね。
こんなはずじゃなかったぁと思うようならば、「マクロレンズ」の購入が間違いないでしょうね。マクロ撮影以外にも使えるのですから。「エクステンションチューブ」は接写オンリーです。
今回の機材
管理人
ホームページ作成初心者
試行錯誤で開設ちゅう
ホームページ作成備忘録も収録