一眼レフカメラで特徴的な撮影と言えば「ボケ」じゃないでしょうか。目立たせたい被写体にピントがあっている。ほかに映り込んでいるものは「ボケ」ている。写真を見る人はピントが合っているとこに目が行く。
例えば運動会の時など我が子にピントを合わせて、周りに映っている子をボヤッと映し我が子を目立たせるなどの表現があるでしょう。
スマホで撮影したものは全体にピントが合うので、どこを目立たせたいかがわからない写真になっちゃいますよね。(最近のスマホは「ボケ」すら表現してしまうものもあり、どんどん高性能になってますね。)見る人によっては全部にピントが合ってるほうが好みっていう人もいるので感じ方はそれぞれなのでしょうけど。
もちろん「ぼかしすぎて」観光地の名所で思い出に撮ったのに人物以外どこの風景かわからないというのも問題でしょうし、「ボケみ」をコントロールできるとカッコイイですよね。
単純にボケ方を比べてみました。
まずはこんな感じで撮影。
最短撮影距離で手前の「マリ〇」にピント合わせました。
まずはズームレンズの広い範囲の撮れる「広角側(16mm)」で絞り「F値」は一番数字の多いほうのF22。
スマホで撮ったような全体がわかる絵ですね。
次に「F値」を中ほどのF11にしました。「ミュー〇ー」より後ろがややぼんやり。
それでもどちらかというと全体がわかる。背景散らかってる部分は白塗りしないといけないくらい。
このレンズ(EF16-35mmF4L IS USM)で一番「F値」の小さいF4。
ここで「マリ〇」がはっきり他がぼんやり。後ろのごちゃごちゃ白塗りしなくていいかな。。。
次に最大ズームの35mm側で。「F値」は一番数字の大きいF22。
「F値」11。ミュー〇ーはだいぶ「ボケ」てます。
「F値」4。「マリ〇」以外はしっかり「ボケ」ました。
ちなみに最初の「16mm・F4」で撮影したものを35mm相当にトリミングしてみると
比べると、35mm・F4で撮影してるもののほうが「ボケ」ていますね。
このようにしっかりぼかしたいなら
望遠ズームレンズで撮影。このレンズだと最短撮影距離、こんなに離れちゃいます。
最短撮影距離はちょうど「マリ〇」の帽子の「M」マークです。
70mm側(広角)F32(最大) 全部にピント合ってる感じ。カレンダーの文字もはっきりしてます。
70mm側(広角)F14 上と大差ないですね。文字がかすかにボケてる。
70mm側(広角)F4(最小値) 「ミュー〇ー」が「ボケ」ました。
300mm側(望遠)F45(最大) 全体にピント合ってます。シャッタースピードは「5秒」も
300mm側(望遠)F20 「マリ〇」だけにピントが合い。ほかは「ボケ」ました。
300mm側(望遠)F5.6(最小値) 今までの中で一番「ボケ」てます。
「鳥」が一番手前なのですが、「マリ〇」が一番手前のように見えます。
こちらも70mmで撮影したものトリミングしてみると
やはり300mm側で撮影したほうが「ボケ」てますね。
もっともっとぼかしたい場合。
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ホームページ作成初心者
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