引用:キヤノン公式ホームページ
Canonからデジタル一眼レフカメラの新機種「
EOS Kiss X10」発表されちゃいました。(2019年04月25日発売予定。) ここのところフルサイズミラーレスカメラ、あわせて専用交換レンズをどんどん送り込んでいただけに、「ここで
APS-Cサイズの一眼レフの新型投入ですか」という感じ。
これからはミラーレス一本でいっちゃうの?という感じが強かった中、この「EOS Kiss X10」の発表は一眼レフファンの筆者にはうれしいお知らせ。(
「7D」や「2桁D」の新型も一気に出しちゃう??)
しかしながら技術の進歩は早いもので、新機種が出るとエントリーモデルでも過去の上位モデルよりもハイスペックになって発売などされちゃうからショックなこともある。
まぁ、一般の家電と違いモデルチェンジまでに数年かかるからしょうがない。
なので、筆者の所有しているモデル(
EOS 80D)とどういう風に差があるか、気になる点をCanon公式ページから比較してみた。
引用:キヤノン公式ホームページ
「
Kiss」といえば
デジタル一眼レフカメラの入門機ということで
ファミリー層にも人気モデル。ボディーカラーは3色展開のようですね。そしていつも
バリアアングル液晶搭載モデルでは世界最軽量を売りに。ボタンやスイッチ類もシンプルにまとめられています。筆者もデジタル一眼レフカメラのスタートは同シリーズの「EOS Kiss X5」からの始まりでした。
まずは気になる
イメージセンサー(撮像素子)
お互いに CMOSセンサー 約22.3×14.9mm (
APS-Cサイズ)
有効画素数が
80D … 約2420万画素
X10 … 約2410万画素
映像エンジン 「80D」 …
DIGIC6 から 「Kiss X10」は
DIGIC8へ
イメージセンサーはほぼ変わらない状態になってしまいました。映像エンジンが新しくなったことにより処理能力も増しさらには暗所にも強くなったんではないでしょうか。
これによりカタログの
常用ISOが
80D … 100〜16000
X10 … 100〜25600
ファインダー
X10 … ペンタダハミラー 視野率95パーセント
80D … ペンタプリズム 視野率100パーセント
「
ペンタダハミラー」はエントリーによく使われている方式ですね。中級・上級モデルに多い「
ペンタプリズム」。「ペンタダハミラー」にくらべ高価ではあるが、
被写体が明るく大きく見える効果がある。
ついでに流行りの
ミラーレスイチガン。上記の様な「ミラー」がなく、またミラーやプリズムを収納するスペース、複雑な構造も不要なので小型軽量化ができる。レンズから入った光を直接イメージセンサーへ。その光を背面モニターやファインダー内のモニターに映し出す。
イメージセンサーでとらえた被写体をデジタル変換した画像をファインダーやモニターで見てるので、直接被写体を捉えている一眼レフカメラより動態の被写体撮影は。。。 どんどんミラーレスも進化してタイムラグもなくなってきているようです。
画像記録
あたらしい「
C-RAW」が「X10」使えるようになっています。
カードは1スロットでSD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)で共通。
動画
「X10」が
「4K」撮影に対応しました。エントリーモデルに投入してきましたか。
Canonのカメラは「4K」録画に関しては他社に遅れてる感があるようです。筆者は動画撮ることないので関係ないですが、他社の同クラスのカメラにはあって、自分のカメラにないのはイヤだなぁ。
シャッター
シャッタースピードは
80D… 1/8000
X10… 1/4000
ここはミドルクラスの「80D」。明るいレンズ装着した時に1/4000では足りないことあるんですよね。
連続撮影
80D … 最高約7コマ/秒 RAW約20枚 JPEG約77枚
X10 … 最高約5コマ/秒 RAW約10枚 JPEG Full
連写は多ければいいってものでもないですが、記録できる枚数は多いほうがいいですね。肝心な時に書き込みマックスになってシャッター押せないってのが一番つらい。
オートフォーカス
引用:キヤノンホームページ
測距点も多いほうがいいのでしょうが、筆者「中央1点」にしてること多く、他メーカーのやたら多い測距点がうらやましいとも思わない。
その他
- 背面モニター部はお互いに変わらず。
- 入出力端子も大差なく。
- 無線機能に関しては、「80D」にはBluetoothがない。代わりに「NFC」がついているが、筆者はまったく「NFC」の恩恵はなく。。。
- カタログデータだと「X10」のほうがバッテリーの持ちはよさそう。
- もちろん大きさ重さともに「X10」の圧勝。りんご1個(約280g)の違い。
カメラの心臓部分は新型に持っていかれちゃった感が強いですね。
前回の
「X9」からの進化はDIGICのバージョンアップと動画「4K」対応というところでしょうか。バッテリーの持ちがすごくよくなっていますが。。。
ちょっと気になったのが、
今までオート撮影のときに「フラッシュ」自動で「ポンッ」って跳ね上がっていたのに今回は「手動」になっていますね。フラッシュ付近に切り込みがあるので、引っ張り出すんでしょうか。せめて今迄みたいにボタン押したら出てくる方式のほうが。。。
Canonさん、ミラーレスだけじゃなく、一眼レフカメラもしっかりブラッシュアップしていってくださいね。
以上、新型との差が気になりつづってみました。
類似ページ
比べてみた( EOS EOS 90D × EOS 80D × EOS 7D Mk2)
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