一眼レフカメラで望遠レンズを装着すると遠くの絵をグッと引き寄せて遠くのものを大きく撮影できます。
スマホのカメラ機能ではなかなかできない一眼レフカメラの醍醐味。
たとえば、上の写真は冬の「氷瀑」を撮影したもので「広い範囲」の画像は「iPhone」などで撮影してもおおむねこれくらいの範囲が撮影できます。「中枠」は「300mm」の「望遠ズームレンズ」で撮影したもの。
遠くの絵をグッと引き寄せることできて「スマホ」などでは離れた被写体に近づくことできず、なかなか撮影できませんよね。
交換レンズには「〇〇mm」などの数字が刻まれています。数字が小さいほど広い範囲を。数字が大きくなるほど狭い範囲を撮影することできます。上の写真でいうと「16mmレンズ」の広い範囲の一部を「300mmレンズ」で狭い範囲を切り取ったという感じでしょうか。
ここでいう「〇〇mm」がカメラ初心者にはややこしい。
デジタル一眼レフカメラならではの「イメージセンサーサイズ」の違いで同じ交換レンズを使っても写り方(写る範囲)が変わってくるのです。
「交換レンズ」に「18-55mm」や「70-300mm」など記載されていますが、これは「フルサイズ」の「イメージセンサー」を搭載した一眼レフカメラの画角を基準としています。
上の写真は「Canon EOS 80D」という「APS-C」サイズの「イメージセンサー」搭載されているモデルで撮影しています。
Canonの場合、カタログなどでは
「APS-Cデジタル一眼レフ装着時の画角:〇〇~〇〇mm相当(35mm判換算)」
と記載されています。
上の写真は実際、16mmが26mmの画角。300mmが480mm(35mm判換算)の画角で撮影されていることになります。
APS-Cセンサー搭載モデルの利点の一つとして、焦点距離イメージが35mmフルサイズと比較して、
1.6倍相当となり、その分画角は望遠よりになります。
望遠重視の撮影の時は「APS-C」のほうが有利かもしれませんね。
次により広い範囲を撮影したいとき、「APS-C」に「16mm」の画角のレンズだと
同じ「16mm」のレンズを「フルサイズ」に装着すると
同じ位置から撮影してこれだけの範囲の違い。(季節が違い花壇の花が違うので分かりにくい。)
わかりづらいかもなので、撮影範囲の違いに枠を
同じ「16mm」のレンズで、「フルサイズ」で撮影したもの。中枠が「APS-C」で撮影できる範囲。
比べてみると、ずいぶんと違います。
「APS-C」に広角16mmレンズと「iPhone7」の画角は似ているので、「iPhone7」の画角。
「フルサイズ」に16mm広角レンズで撮影。
白枠がおおむね「iPhone7」で写っている範囲です。
「フルサイズ」×「広角レンズ」だとこれだけ広く撮影できます。
撮影後、「この被写体をもう少し大きくしたい」とかいうときはその画像を「トリミング(切り取り)」すればいいですが、「もう少し広く撮影したかった」というときはデジカメの中に写ってないのだからどうしようもありません。
より、広い範囲の撮影したいというかたは「フルサイズ」のほうがいいかなという選択のひとつですよね。
カメラ選び × レンズ選び、なかなか迷いどころ満載です。
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